新ポイント「Vポイント」ってなに!?三井住友カードでのマイル付与変更点は?
陸マイラーの多くの人が所持しているANA VISAカードですが、2020年6月1日にポイントの名称が変更となり、「Vポイント」という新ポイント制度が開始されました。それに伴い変更となった点をまとめてみました。
Vポイントとは?
今回2020年6月1日から新たに始まったポイントシステムの名称は「Vポイント」です。それに伴い今まで使用していた「ワールドプレゼントポイント」という名称は廃止となりました。
今回の名称変更により三井住友カードと三井住友銀行のポイントが統合され、今までは別々に使用していたポイントを合算することで今まで以上に景品やマイルに変更しやすくなるメリットがあります。
三井住友カードでのポイントの貯めかたの変更点
これまで旧ポイントシステム「ワールドプレゼントポイント」では1,000円で1ポイントでした。マイル換算では1ポイント5~15マイル(クレジットカードの種類およびマイルコースにより変動)でした。
しかし、今回の新制度では200円で1ポイントとなります。マイル換算では1ポイント1~3マイル(クレジットカードの種類およびマイルコースにより変動)となります。
1,000円でのポイント比較
旧制度 | 新制度 |
5~15マイル | 5~15マイル |
ポイントでのマイル返還でのポイント数では変化は無いようです。しかし今回の新制度での変更点は1,000円単位でのポイント付与から200円単位からのポイント付与対象となるので無駄なくポイントを貯めることが可能となります。
この金額は私の6月の支払金額です。旧制度と新制度ではポイント数に変化がでてきます。
旧制度 | 新制度 |
221ポイント | 1107ポイント |
ポイントだけで見るとわかりにくいのでマイルに換算してみます。
マイルコース | 旧制度 | マイルコース | 新制度 |
5マイルコース | 1,105マイル | 通常コース(1倍) | 1,107マイル |
10マイルコース | 2,210マイル | 2倍(ゴールド) | 2,214マイル |
15マイルコース | 3,315マイル | 3倍(プラチナ) | 3,321マイル |
このように今回のポイント付与の変化により旧制度よりも新制度のほうがポイントが貯まりやすくなります。今回の場合マイルコースにより異なりますが2~6マイル多く貯まります。
一部ポイント制度の変更
少し前からアナウンスされていましたが、年間のお買い物累計金額(2月~翌年1月分)によって、翌年度のステージが設定されボーナスポイントが貯まるシステムでした。しかし、この制度でのボーナスポイントのプレゼントは2021年1月支払い分で付与が終了します。
そのため、昨年2019年2月~2020年1月までの支払金額が300万円以上の場合「V3」100万円以上300万円未満「V2」50万円以上100万円未満「V1」となります。それぞれのボーナスポイントは持っているクレジットカードのより異なります。
2020年2月~のお買い物金額の累計額はステージ判定の対象とはなりません。そのため、2019年2月~2020年1月までの累計金額により設定されたボーナスポイントの付与が終了後このサービスは残念ながら終了となってしまいます。
これまで貯めたボーナスポイントはどうなるの?
これまで貯めたボーナスポイントも今回の新制度「Vポイント」の変更に伴いポイント数に変化がありました。これまで旧制度では1ポイント3マイルに交換することができ比較的計算しやすかったのですが今回の制度変更により1ポイント0.6マイルとなり計算がしにくくなってしました。
旧制度 | 新制度 |
2,944ポイント | 14,720ポイント |
8,832マイル | 8,832マイル |
今回のポイント表記の変更ではこのボーナスポイントでもらえるマイル数への変化はありません。しかし、今私が持っているボーナスポイントは約1年間で貯まったボーナスポイントとなります。2021年1月支払い分のポイント付与で終了してしまう事から私の場合年間で8,000マイル相当が貯まらなくなる計算となってしまいます。
年々クレジット決済でマイルを貯めることが難しくなっているときにとても残念なお知らせです。
まとめ
今回の制度変更により、三井住友カードワールドプレゼントポイントと三井住友銀行SMBCポイントが合算され「Vポイント」という新ポイント制度へ変更となりました。合算されるとこにより今までよりもマイルなどは貯まりやすくなり、ポイントも1,000円で1ポイントから200円で1ポイントとなり決済金額の端数もポイントとして得ることができるようになりました。
一方で、今回の制度変更の前に発表されていたボーナスポイントの廃止により決済金額に応じてもらえていたボーナスポイントをもらえることができなくなったため、年間で貯まるマイル数からすると減少することが想定されそうです。
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