ハワイ旅行 子供が中耳炎にならないように気をつけること
子供をつれてハワイや海外旅行に行かれる方は年々増えていると思います。しかし、環境の変化や時差により親である私たちも体調を崩してしまうことあります。子供ならなおさら体調を崩しやすいです。そのなかでも気を付けておきたい子供の「中耳炎」についてまとめました。
中耳炎とは?
耳は「外耳」「中耳」「内耳」の3つ分類されます。原因はさまざまですがこの3つの中の「中耳」が炎症を起こしている状態が中耳炎です。
子供がなりやすい中耳炎は?
・急性中耳炎
子供が風邪を引いてしまったときに、のどや鼻のばい菌(ウィルス)が耳の奥にある「中耳」という部分に細菌ウィルスが入り、「炎症」や「膿」が溜まる病気です。
この急性中耳炎は子供に多い中耳炎だと言われています。とあるデータでは小学校の入学(6歳ころ)までに子供の60%~70%(6割~7割程度)の子供が一度は急性中耳炎にかかると言われています。
・なぜ子供は中耳炎になりやすいの?
さまざまな原因がありますが、子供は大人と比べて鼻をかむことができません。私の長男も「風邪」を引くとよく鼻水をすすります。鼻水をすすってしまうことにより鼻水についているばい菌(ウィルス)が耳へ通じる管を通じて「中耳」に入り込み「中耳炎」なってしまうことがあります。これが、主な原因である可能性が高いのではないでしょうか?
以上のことから子供はどうしても「中耳炎」になりやすい傾向にあります。
海外旅行中にどうやって中耳炎を予防する?
中耳炎はさまざまな原因でなりえる可能性がありますが、その中で私たち親が予防できることは子供に「風邪」を引かせないためにどうするかがカギになってきます。
旅行前に風邪を引かないためにやるべきことは?
1.人混みへのお出かけをなるべく避ける
子供が保育園、幼稚園、小学校などに通われている場合はそこからもらってしまう可能性は仕方ありませんが、旅行前に買い物に行く際にはなるべく子供を人混みに連れていかないようにすることが重要です。特に冬の時期はインフルエンザが流行しがちです。海外旅行前にインフルエンザにかかってしまった場合、海外旅行を中止せざるを得なくなります。
2.手洗いうがいは帰宅後必ず家族みんなでする
初歩的な予防の仕方ですが、これがとても大切になってきます。誰がばい菌(ウィルス)を自宅に持ち帰ってくるかわかりません。そのための、家族のみんなでやらなければ意味がありません。
3.日本と渡航先の温度差に気を付けましょう
2020年1月の平均気温は7°です。しかしハワイの平均気温は20°です。温度差が13°あります。冬にハワイへ渡航する場合特に温度差で子供が体調を崩しやすいです。しかも、機内で十分な睡眠がとれないまま現地に到着すると大人ですら風邪を引く可能性があります。そのため、機内ではハワイ到着前に現地できる服に着替えたり、過ごし方を工夫する必要があります。
余談ですが、ハワイで外食をするときやショッピングモールで買い物をするときは空調(冷房)がとてもよく効いています。そのため、時には寒いと感じることもあります。ちょっとした長袖をもっていると気温の変化に柔軟に対応することができるのでおススメです。
4.旅行の前日は十分な休息を取りましょう
前日に休みを取って準備することは難しいと思います。前日にしかできないことも様々ありますが、できる限りこまめに準備をし前日には休息をしっかり取るようにしましょう。航空会社より便の時間は異なりますが、ハワイ便は夜遅い便が多いです。そのため、前日にしっかり休んでおかないと体調不良に陥る可能性があるので注意してください。
予防をしても現地で風邪を引いてしまったら?
風邪の状況にもよりますが、早めに現地の病院を受診することを推奨します。風邪が原因で「中耳炎」になってしまうと、風邪以上に大変になることが想定されます。海外で病院にいくことは不安かと思いますがなるべく早い受診をおすすめします。
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まとめ
結果としまして「中耳炎」親である私たちが防ぐためには、子供をいかに「風邪」を引かせないかが重要になってきます。環境の変化に敏感な子供をいかに親である私たちがうまくコントロールするために、海外に行く前から予防を含めて家族みんなでしましょう。楽しい海外旅行をするためには事前準備も重要ですね!
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