【2026年版】フライング・ホヌ 子連れ完全ガイド|カウチ席の取り方・座席の選び方・機内の過ごし方

ANAのフライングホヌ(エアバスA380)(イメージ写真)
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成田からホノルルへ飛ぶANAのエアバスA380、通称「フライング・ホヌ」。ウミガメの塗装で子どもが飛行機を見た瞬間に喜ぶのはもちろんですが、子連れにとって本当の価値はエコノミーのカウチ席(ANA COUCHii)で子どもを寝かせられることです。ワイキキで見たホヌを機内でも、という話ではなく、約7.5時間のフライトを親子で横になって過ごせるかどうかの話です。

この記事では、カウチ席の仕組みと取り方、家族構成別にどのクラス・どの席を選ぶべきか、往路(夜発)と復路(昼発)の機内の過ごし方を、2026年時点の情報でまとめます。ANAでハワイに行く前提の記事です。

この記事でわかること

  • ホヌは成田〜ホノルル線のA380で3機。ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの4クラス
  • エコノミー後方のカウチ席は3席か4席をひと続きで買い、平らにして子どもを寝かせられる
  • カウチ席は人数分の航空券+カウチ用の追加料金。3席タイプは1〜3名、4席タイプは1〜4名で使える
  • 幼児〜低学年ならカウチ席、小学校高学年以上ならプレミアムエコノミーが快適
  • 往路は夜発(20:10発・08:45着)で寝かせやすく、復路は昼発(11:50発)。寝かせすぎない工夫が帰国後の時差ぼけを左右する

本記事の情報は2026年時点のものです。料金・営業情報・ルールは変わることがあるので、予約前に各公式サイトでご確認ください。

この記事の内容

① フライング・ホヌとは(3機・4クラス・成田発)

イメージ写真:フライング・ホヌ(エアバスA380)
イメージ写真:フライング・ホヌ(エアバスA380)

フライング・ホヌはANAが成田〜ホノルル線に導入したエアバスA380です。「ラニ(空)」「カイ(海)」「ラー(夕陽)」の3機があり、それぞれ青・緑・オレンジのウミガメの塗装。座席はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで、500席超の大型機です。

子連れに関係する特徴は次の3つです。

  • エコノミーにカウチ席(ANA COUCHii)がある。3席または4席のレッグレスト(フットレスト)を上げると座面と同じ高さのフラットな寝床になり、子どもが横になれる。
  • プレミアムエコノミーの席数が多い(70席以上)ので、子連れでも選びやすい。
  • 機内が広い。通路で立ってあやしたり、子どもと歩いたりする余裕がある。

カウチ席があるのはA380(成田発)だけです。羽田発のホノルル線は787-9での運航で、カウチ席はありません。都内在住だと羽田のほうが楽ですが、幼児連れで「寝かせたい」なら成田発を選ぶ価値があります。運賃と子どもの座席の基本はANAでハワイ 幼児・小児運賃とバシネットにまとめました。

時刻表の目安(2026年時点)

便 区間 出発 到着 運航
NH184 成田 → ホノルル 20:10 08:45(同日) 毎日
NH183 ホノルル → 成田 11:50 15:05(翌日) 毎日
NH182 成田 → ホノルル 21:10 09:45(同日) 2往復目(運航日は期間により異なる)
NH181 ホノルル → 成田 13:00 16:15(翌日) 同上

つまり、往路は夜に出て同日の朝に着き、復路は昼に出て日本には翌日の午後に着く便です。季節ダイヤの切り替えや2往復目の運航日で変わることがあるので、予約前にANA公式の時刻表を確認してください。

② カウチ席(ANA COUCHii)の仕組みと取り方

カウチ席はエコノミーの後方エリアにあり、3席ひと続きまたは4席ひと続きで使います。隣席のレッグレストを上げると座面と同じ高さになり、ベッドのように使えます。シーツ・枕・ブランケットが用意され、子どもは横になって寝られ、親は座ったまま子どもの頭を膝に乗せる、という使い方が一般的です。

3席タイプ 4席タイプ
使える人数 1〜3名 1〜4名
向いている家族 大人2+子ども1(幼児〜低学年) 大人2+子ども2。または大人2+子ども1で余裕を持ちたい
料金の考え方 エコノミー運賃にカウチの追加料金を足す。料金は利用人数・シーズン・日付で変わる 同左
申し込み ANAのウェブサイト(または電話)。航空券の購入後に座席指定として申し込む 同左

追加料金は、2026年9月15日以降に購入する航空券の料金表で、4名利用ならローシーズン24,000円、ハイシーズン40,000円と案内されています(利用人数やピーク日で金額が変わります)。過去のブログに載っている金額と違うことがあるので、必ず公式の最新の料金表で確認してください。

取り方(2026年時点)

  1. ANAのウェブサイトで成田〜ホノルルの航空券を購入する(ANAの個人手配が前提。ツアーでは利用できない場合があります)。
  2. 予約確認画面のサービス申し込みから「有償事前座席指定」を選び、シートマップで「ANA COUCHii」の席を選んで追加料金を支払う。
  3. 特典航空券でも追加できます。ただし追加料金はマイルではなく現金払いです。

2歳未満の幼児がいる場合は、座席を取らない幼児は利用人数に数えません。大人2人+幼児1人なら、小児運賃で3席目を買わなくても、大人2名で3席をまとめて確保できます。利用者の試算でも、2歳未満は小児運賃で座席を買うよりカウチの追加料金のほうが安く済むとされています(座席を購入した幼児は人数に数えます)。予約画面で合計額を比べてください。

注意点は、カウチとして平らに使えるのは、離陸後にシートベルト着用サインが消えてから、着陸準備に入るまでということです。離着陸のあいだは通常の座席として使い、機内食の時間も座った状態になる、という利用者の声があります。また、「3席だと大人2人+子ども1人は思ったより窮屈」「4席なら余裕がある」といった感想が目立ちます。大人が足を伸ばして横になるのは難しいので、子どもが寝て、親は座るか体を丸める前提で考えておくのが現実的です。

③ 家族構成別:どのクラス・どの席を選ぶか

図:子連れの座席選び(フライング・ホヌ)
カウチ席が向くプレミアムエコノミーが向く幼児〜小学校低学年小学校高学年〜子どもを寝かせたい大人の快適さを優先往路の夜便でぐっすり寝かせる静かに映画・読書大人2+子ども2の4人大人2+子ども1の3人でも席に余裕

「カウチ席が正解」とは限りません。子どもの年齢と予算で整理するとこうなります。

家族構成 おすすめ 理由
幼児(0〜2歳)連れ エコノミー・バルクヘッド席(バシネット)またはカウチ席 バシネットが使える月齢ならバルクヘッド。体重10kgを超えていればカウチで寝かせる
未就学〜小学校低学年 4席カウチ 子どもが横になれる。親は座ったままでも、子どもが寝てくれれば十分休める
小学校高学年〜中学生 プレミアムエコノミー もう横にはならない年齢。座席の広さと足元、静かな環境のほうが価値がある
3世代(祖父母同行) ビジネス+エコノミーの分割 祖父母をビジネスに、親子はカウチに。全員ビジネスは予算が跳ね上がる
マイルで行く 特典航空券+カウチ料金は現金 特典航空券でもカウチ席を追加できる(追加料金はマイルではなく現金払い)

A380のビジネスクラスは、家族やカップルが隣り同士で座れるペアシートで、フルフラットになります(ANAの2018年の発表)。幼児連れでビジネスを取るなら、親子で並んで座れます。なお、座席を使う2歳未満の幼児は、ANAのA380のビジネスクラス(全座席、または一部座席)を利用できません(膝の上なら乗れます)。ビジネスクラスの子連れの現実は子供とビジネスクラス機内での過ごし方に書いています。

④ 往路(夜発)の過ごし方:機内の時間割

イメージ写真:飛行機の客室
イメージ写真:飛行機の客室

成田発のNH184は20:10発・08:45着(同日)で、飛行時間は約7.5時間。日本時間では「夕食 → 就寝 → 朝食 → 着陸」という夜行便のリズムです。子どもが寝る時間帯に飛ぶ便なので、機内で寝てくれるかどうかが現地初日の元気を左右します。目安の時間割は次のとおりです。

経過時間(日本時間) やること ポイント
0〜1.5時間(20:10〜21:40ごろ) 離陸・機内食 チャイルドミールなどは事前に申し込んでおく。食べ終わったら親が交代で食べる
1.5〜2.5時間(〜22:40ごろ) パジャマ・歯みがき・消灯 照明が落ちる時間に合わせて寝る態勢に。カウチ席はシートベルト着用サインが消えてから平らにする
2.5〜6.5時間(〜02:40ごろ) 睡眠 ぐっすり寝てくれれば、ここで4時間前後。寝つけない子は無理に寝かせず横になって休ませる
6.5〜7.5時間(〜03:45ごろ) 朝食・着陸準備 着陸の1時間前までに起こし、トイレとおむつ替えを済ませておく。入国審査で並ぶ前に済ませるのがコツ
  • おむつ交換台のあるトイレがあります。混みやすい食後を避けて、食事の前に替えておくのがコツです。
  • ベビーミール・チャイルドミールは、ANAのウェブサイトで出発の24時間前までに申し込みます(ホヌでも同じ)。対象年齢は申し込み画面で確認してください。
  • 機内Wi-Fiの料金・利用条件は変わることがあるので、動画は搭乗前にダウンロードしておくと安心です。
  • 離乳食・ミルクの持ち込みルールは離乳食・ベビーフードの持ち込みと税関へ。

⑤ 復路(昼発)の過ごし方:寝かせすぎないのがコツ

ホノルル発のNH183は11:50発で、日本には翌日の15:05に着きます(飛行時間は約8時間15分)。往路と逆で「昼に出て夕方前に着く便」なので、機内で寝かせすぎると、帰国日の夜に眠れなくなります。

  1. 出発日の朝は早く、ホテルを出るのは7〜8時台になります。ビーチやプールで遊ぶのは前日までに済ませ、前夜は早めに寝かせる。
  2. 搭乗後の昼食のあと、1〜2時間の昼寝はOK。カウチ席なら横になれる。
  3. その後は映画・ゲーム・お絵かきで起きておく。
  4. 日本到着は15時台。夕食を済ませて、日本時間の就寝時刻までは起きて過ごす。

私たち家族が2019年4月に乗ったホノルル11:30発→成田14:55着のANA便(特典航空券)では、2歳の長男は爆睡、0歳の次男は寝たり起きたりでした。年齢や個人差が大きいので、「寝てくれたらラッキー」くらいの気持ちで構えておくと気がラクです。帰国後の過ごし方はハワイ帰国後の子連れ時差ぼけ対策にまとめました。

⑥ カウチ席は結局いくら?費用の考え方

追加料金は利用人数・シーズン・日付で変わるので、航空券の合計額(運賃+カウチ追加料金)で比べるのが基本です。

  • 家族4人で4席カウチ:エコノミー4人分の運賃+カウチの追加料金(4名利用でローシーズン24,000円〜、ハイシーズン40,000円〜が目安)。
  • 大人2人+2歳未満の幼児:大人2人分の運賃+幼児運賃(大人の10%)+カウチの追加料金。小児運賃で3席目を買うより安く済むことが多い。
  • 大人2人+2歳以上の子ども1人:3人分の運賃(子どもは小児運賃)+3席カウチの追加料金。

プレミアムエコノミーと迷うときは、同じ日付で「エコノミー+カウチ」と「プレミアムエコノミー」の合計を見比べてください。「子どもを寝かせたい」ならカウチ、「大人の快適さ」ならプレミアムエコノミー、という選び方になります。ハワイ全体の予算を抑える工夫は子連れハワイの予算を10万円下げる方法にまとめています。

よくある質問

Q. カウチ席は何人から取れる?
A. 1人から使えます(3席タイプは1〜3名、4席タイプは1〜4名)。人数が席数に満たなくても、追加料金を払えばまとめて確保できます。

Q. カウチ席で大人も横になれる?
A. 3席タイプの実寸は約150cm×80cmという利用者の測定があり、大人が足を伸ばして横になるのは難しいです。子どもを寝かせて、親は座るか体を丸める使い方が現実的です。

Q. カウチ席は特典航空券でも取れる?
A. 取れます。特典航空券でも追加できますが、追加料金はマイルではなく現金払いです。

Q. 幼児(座席なし)もカウチの人数に入る?
A. 座席を取らない2歳未満の幼児は人数に数えません。大人2人+幼児1人なら「大人2名で3席」をまとめて確保する形になります。座席を購入した幼児は人数に含まれます。

Q. 羽田発のホノルル便にもカウチ席はある?
A. ありません。カウチ席があるのはA380(成田発のフライング・ホヌ)だけです。

Q. ベビーミールはホヌでも頼める?
A. 頼めます。出発の24時間前までにANAのウェブサイトで申し込みます。対象年齢は申し込み画面で確認してください。

Q. 機内でおむつ替えはできる?
A. できます。おむつ交換台のあるトイレがあります。食後は混みやすいので、食事の前に替えておくのがおすすめです。

まとめ

  • □ ホヌは成田発のみ。幼児〜低学年ならエコノミーの4席カウチが第一候補
  • □ カウチ席は「席のブロック+追加料金」。予約後にカウチとして確保されているか必ず確認
  • □ 高学年以上はプレミアムエコノミー、3世代は分割購入
  • □ 往路は夜発(20:10発):機内食のあとパジャマでカウチに寝かせる。復路は昼発(11:50発):昼寝は短めに
  • □ 動画は事前ダウンロード、チャイルドミールは24時間前まで

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