【2026年版】ハワイ入国の流れ(子連れ)|ホノルル空港の入国審査・税関申告・所要時間

ハワイ入国の流れ(子連れ)(イメージ写真)
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ハワイ入国の流れは、飛行機を降りてから空港を出るまでに、入国審査、荷物の受け取り、税関と農務の申告の順です。子連れだと、「子どももパスポートの窓口に並ぶの?」「顔写真を撮られるって本当?」「ベビーフードは申告するの?」と、不安なことが多いはずです。

この記事では、ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)の入国の流れを、CBP(米国税関・国境警備局)とハワイ州運輸局の公式情報で確認して、子連れ目線でまとめます。2025年12月26日から、14歳未満の子どもも入国のときに顔写真を撮影される対象になりました(官報)。事前に知っておくと、子どもに説明しやすくなります。ESTAの準備は、ESTAの料金と家族分の申請にあります。

この記事でわかること

  • 飛行機を降りたら、①入国審査(CBP)→ ②荷物の受け取り → ③税関・農務の確認 → ④出口、の順番。荷物の受け取りは1階、到着は2階(ホノルル空港の公式)
  • 入国審査では、窓口で顔写真を撮影する「Simplified Arrival」(2021年5月からホノルル空港で実施)。2025年12月26日から、14歳未満の子どもの顔写真も対象(官報)
  • 税関の申告は必要。紙の申告書(CBP Form 6059B)は、同居の家族で1枚。紙が配られるか、窓口で口頭になるかは、便や係官で違う。スマホの「MPC」なら紙は不要(家族は12人まで1台で申請)
  • 食品(ベビーフードなど)は、申告する。申告しなかった禁止品は没収され、罰金は初回でも最大1,000ドルとなる場合がある(CBP)
  • 農務局の「植物・動物の申告書」は機内で配られる。申告しない農産物は、荷物受け取りの場所にある「アムネスティ・ビン」に捨てられる(空港の公式)

本記事の情報は2026年10月6日時点のものです。入国の運用は変わることがあるので、渡航前にCBPと空港の公式サイトでご確認ください。

この記事の内容

① ハワイ入国の流れ:ホノルル空港に着いてから出るまで

ホノルル空港の公式サイトによると、乗客は、ターミナル1と2の2階に到着します。荷物の受け取り(バゲージクレーム)は、どのターミナルも1階です。到着ロビーやバゲージクレームには、観光案内のブースがあります(空港の公式ページ・英語)。

図:ホノルル空港に着いてから出るまで(国際線)
1飛行機を降りる(到着は2階)。案内に従って入国審査へ2入国審査(CBP):窓口で顔写真を撮影、旅行の質問31階の荷物受け取り(バゲージクレーム)4税関・農務の確認(食品・農産物があれば申告)5出口へ。ここで、ホテルへの移動手段(タクシー・配車・送迎・バス)を選ぶ

国際線は、アメリカの連邦機関の検査を受ける「入国港(Port of Entry)」です。CBPのほか、農務省(APHIS)、CDC(疾病対策センター)などが空港にあります(空港の公式ページ・英語)。

ハワイ入国の流れ|イメージ写真:空港の荷物受け取り(バゲージクレーム)
イメージ写真:空港の荷物受け取り(バゲージクレーム)

② 入国審査:顔写真とよく聞かれること(子どもも対象)

ホノルル空港では、2021年5月から、入国審査の窓口で顔写真を撮る「Simplified Arrival(シンプリファイド・アライバル)」が使われています。CBPの発表(2021年5月・英語)によると、窓口で立ち止まって写真を撮り、パスポートやビザの写真と照合します。以前に米国に来たことがある外国人は、指紋の提出が不要になる場合があります。

2025年12月26日から、14歳未満の子どもも顔写真の対象

米国国土安全保障省(DHS)は、2025年10月27日に、入国と出国の生体認証に関する最終規則を官報に公表し、2025年12月26日から実施しました(官報 90 FR 48604・英語)。官報によると、規則が実施される前は、14歳未満と79歳超の外国人は、入国と出国のときに写真を撮る対象から外れていました。この規則で、それらの人も含む、すべての外国人が、入国と出国で写真を撮られる可能性があることになりました。

  • 子どもの顔写真:窓口で、親と一緒に進み、係官の指示に従って、撮影を受けます。小さな子をどう撮影するかなど、細かい手順は、官報には書かれていません。窓口の前で、子どもの顔が見えるように支えておくと、スムーズです
  • 指紋:官報は、年齢による免除(14歳未満と79歳超)は、顔写真以外の生体情報では続くと書いています。つまり、14歳未満の子どもの指紋は、従来どおり、対象外とされています
  • 断れるか:CBPの2021年の発表は、米国市民と、生体情報の提供が必要ない外国人は、顔写真を辞退できるとしていました。2025年の規則で、外国人は、すべて撮影の対象になったので、辞退できると考えないほうが安全です

窓口で聞かれること

CBPの案内では、入国審査で、係官は、旅行の理由などを質問し、申告するものがあるかも聞きます。滞在日数や荷物の内容などを聞かれることもあります。答え方の例は、次のとおりです(英語で、短く、はっきり)。

聞かれ方の例 答え方の例
What is the purpose of your visit?(旅行の目的は?) Sightseeing./Vacation.(観光です)
How long will you stay?(何日、滞在しますか?) Six nights./One week.(6泊です/1週間です)
Where will you stay?(どこに泊まりますか?) Hilton Hawaiian Village.(ホテル名を言う。ESTAに書いたホテルと同じに)
Are these your children?(お子さんですか?) Yes.(はい。パスポートを全員分、すぐ出せるようにしておく)
Do you have anything to declare?(申告するものは?) Yes, baby food./No.(ベビーフードがあれば Yes。食品は必ず申告)

家族全員のパスポートは、ひとつのポーチにまとめて、すぐに取り出せる場所に入れておくと、窓口で慌てません。ホテルの名前は、ESTAに入力したホテルと同じにしておきます(書き方はESTAのホテル英語住所一覧と記入例)。

③ スマホの「MPC」で進む方法

CBP公式アプリの「Mobile Passport Control(MPC)」は、入国の質問をスマホで先に入力して、専用の列に並ぶ仕組みです。ホノルル空港(HNL)は、対象の空港に入っています(CBPの公式ページ・英語)。

  • 対象:公式ページでは、米国市民、永住者、カナダのB1/B2訪問者、そして「再入国するビザ免除プログラムの旅行者(承認済みのESTAがある人)」とされています。初めて米国に入国する場合に使えるかどうかは、アプリの案内で確認してください
  • 紙の申告書は不要:MPCを使うと、紙の申告書を書かずに、入国の質問にアプリで答えます
  • 家族は1台でまとめられる:グループで旅行する場合、1台の端末から最大12人まで、1回の申請に追加できます。窓口にも、家族で一緒に進めます
  • 申請の有効時間:空港では、申請してから4時間まで有効です。空港に着く前に、機内や空港で申請します
  • パスポートやESTAの代わりにはならない:MPCは、パスポートやESTAの代わりではありません。どちらも用意します

④ 税関と農務の確認(食品・農産物)

CBPの公式ページ(2026年8月更新)は、入国するときに、税関申告書(CBP Form 6059B)への記入が必要と書き、同居の家族は、1家族で1枚にできるとしています(CBPの公式ページ・英語)。申告書には、持ち込む食品・植物・肉・土の有無、現金の額、滞在先(ホテル名と市・州)などを書く欄があります(CBPの見本)。実際の運用は、空港や係官によって違い、機内で紙が配られる場合も、窓口で口頭で聞かれるだけの場合もあります。配られたら書き、配られなければ、係官の指示に従ってください。

食品は必ず申告(ベビーフード・おやつ)

CBPは、禁止されている農産物を申告しなかった場合、没収に加えて、民事罰(初めての違反で、商用でない量でも最大1,000ドル)が科されることがあると案内しています(CBPの公式ページ・英語)。子どもの離乳食、粉ミルク、おやつ、レトルト食品、ふりかけなどは、聞かれたら正直に「あります」と答えます。持ち込める物と没収される物は、ハワイに離乳食・ベビーフード・子どものおやつは持ち込める?の早見表を使ってください。

ハワイ州の農務局の確認

  • 植物・動物の申告書:ハワイ州農務局は、植物、動物、農産物などを持ち込む場合、機内で配られる「Agricultural Declaration Form」に書いて申告するよう求めています(空港の公式ページ・英語)。一部の便では、デジタルの申告書(Akamai Arrival)が使えます
  • アムネスティ・ビン:申告したくない農産物は、バゲージクレームへ降りるエスカレーターの下にある「アムネスティ・ビン」に捨てられます(空港の公式)
  • 検査官:農務局の検査官は、バゲージクレームの近くで、農産物を検査しています
イメージ写真:ホノルル空港のWiki Wikiシャトル
イメージ写真:ホノルル空港のWiki Wikiシャトル

⑤ 空港からホテルへ(公式の案内)

出口に出たら、ホテルまでの移動手段を選びます。ホノルル空港の公式サイトには、次の方法が載っています。

方法 空港の公式の案内 子連れのメモ
タクシー 空港が管理する「オープン・タクシー・システム」。バゲージクレーム前の中央分離帯で、黄色いシャツの配車係に声をかける(公式・英語) 荷物が多い家族向き。チャイルドシートの規則はハワイのチャイルドシートのルールで確認
配車アプリ(Uber・Lyft) 空港内に専用の乗り場があります(アプリの案内に従う) 子連れでUberを利用する注意点を参考に
事前予約の送迎(ツアー会社のバスなど) 「Pre-Arranged Ground Transportation」の5か所の乗り場から出発 ホノルル空港からホテルまでの移動手段(2019年の体験記事)
TheBus(W LINE) 空港からダウンタウン、カカアコ、アラモアナ、ワイキキへ(公式) スーツケースが多いと、子連れには大変
Skyline(鉄道) ラレパウア駅が、空港の国際駐車場とターミナル2駐車場の間にあります。荷物置き場つき(公式) ワイキキへは直通ではありません

バスと鉄道の運行は、空港の公式ページ・英語にあります。2026年10月時点で、W LINEは、平日のピーク時に10分おき、夜7時以降は30分おきとされています。

よくある質問

Q. 子どもも、入国審査で顔写真を撮られますか?
A. 2025年12月26日から、14歳未満の子どもを含む、すべての外国人が、入国と出国で顔写真を撮られる可能性があります(官報 90 FR 48604)。親と一緒に窓口に進み、係官の指示に従ってください。

Q. 14歳未満の子どもの指紋は、取られますか?
A. 官報は、年齢による免除(14歳未満と79歳超)は、顔写真以外の生体情報には続くと書いています。つまり、14歳未満の子どもの指紋は、従来どおり対象外とされています。

Q. 紙の税関申告書は、書かないといけませんか?
A. CBPの公式ページは、税関申告書(CBP Form 6059B)に記入が必要で、同居の家族は1枚でよいとしています。実際には、紙が配られる場合も、窓口で口頭で聞かれる場合もあります。配られたら1家族1枚で書き、配られなければ、係官の指示に従ってください。MPCを使えば、紙の申告書は不要です。

Q. ベビーフードや粉ミルクは、申告しますか?
A. 申告します。聞かれたら「Yes, baby food.」と答えます。禁止品を申告しないと、没収に加えて、罰金(初回でも最大1,000ドル)になる場合があります。持ち込める物のリストは、ベビーフードの記事にあります。

Q. MPC(スマホ)は、使えますか?
A. CBPの公式ページでは、ホノルル空港がMPCの対象で、対象は「再入国するビザ免除プログラムの旅行者(承認済みのESTA)」などとされています。初めての入国で使えるかは、アプリの案内で確認してください。

Q. 農務局の「植物・動物の申告書」は、何ですか?
A. ハワイ州農務局が、植物や動物、農産物の持ち込みを確認するための申告書です。機内で配られ、到着時に回収されます。一部の便では、デジタルの申告書(Akamai Arrival)があります。

Q. 入国審査では、どんなことを聞かれますか?
A. CBPの案内では、旅行の理由などが質問され、申告するものがあるかも聞かれます。滞在日数やホテルの名前を、短く英語で答えられるようにしておくと安心です。

Q. ESTAは、印刷して持って行く必要がありますか?
A. CBPのFAQでは、紙に印刷した承認の書類を空港に持って行く必要はありません。ただし、申請番号の控えとして、申請結果を印刷(または保存)することが勧められています。

まとめ

  • □ 到着は2階 → 入国審査 → 1階で荷物 → 税関・農務 → 出口、の順番
  • □ 14歳未満の子どもも、入国で顔写真を撮られる(2025年12月26日から)。親と一緒に窓口へ
  • □ 家族全員のパスポートをひとつのポーチにまとめ、ホテル名を英語で言えるように
  • □ 食品(ベビーフード・おやつ)は申告。紙の申告書は、口頭か書面か、係官の指示に従う
  • □ 機内で配られる農務局の申告書は書く。申告しない農産物はアムネスティ・ビンへ
  • □ 再入国のESTA保持者は、MPC(スマホ)で、紙の申告書なしで進める場合がある


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